30代、好きな色が似合わなくなった話

今週のお題「わたしの好きな色」

20代まで、アースカラーが好きでした。
ベージュ、ダークブラウン、カーキ、、、etc
似合うと自分でも思っていましたし。
特に、カーキ色。
学生時代に初めて
この色の服に出会った時の衝撃は
相当のものでした。

それがどうしたことでしょう。

34歳、証明写真をとったときのこと。
そこには、戦時中を生きるかのような女性が写っていました。
リアルミリタリー。

悲しいけれど、悟ったのです。
アースカラーは、着る人の輝きがあってこその色だと。
若い肌にまとってオシャレに見えていたこの色は
子育てに疲れ、肌のくすんだ30代の私をますます老けさせたのでした。

そこから似合う色探しが始まりました。
そして、若い頃にはあり得なかった、
ピンクなど明るい色が肌を明るく見せてくれるという驚きに出会いました。
すると不思議なもので、似合う色を好むようになりました。

だから今の私にとって、
ピンクは好きな色であり戦友です。